日記

気になる表現: 2009年アーカイブ

名前くらいは

2009年12月25日 13:58

もうちょっとなんとかならんのか。

From:    涼子<ryouco@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Date:    Fri, 25 Dec 2009 13:51:52 +0900
Subject: 突然でごめんなさい。

私、明実といいます。
掲示板見たら住まいがご近所だったのでメールしました。

さっき届いたスパム。
つまり涼子なのか明実なのか。

ガラケー

2009年12月21日 12:08
こんな仕事でBlackBerryにハマったりしている癖に、「ガラケー」の意味を今さら知った2009年の暮れ。

子供が小学校からもらってくるプリント類に書かれている文章が、相変わらず難解だ。文法に則っていない、学校関係者にしか通じない単語を説明なく使うなんてのは当たり前。読者(保護者)がどう受け取るかなんてことはまったく考慮されていないのではないかと不安になるものばかりだ。

今日も、不思議なプリントを持ち帰ってきた。

平成21年12月17日
保護者 各位
木更津市立第二小学校
校長 若林 勲
学校評価に関するアンケート調査協力のお願い

 時下、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より本校の教育に関し、ご支援・ご協力いただいておりますことに感謝申し上げます。
 さて、木更津市教育委員会では、以下の考えのもと『学校評価「木更津システム」ガイドライン』をまとめ、各学校でアンケートを実施しております。

基本的な考え 

 (1) 児童生徒の変容を学校評価の基盤に据える。(3)
 (2) 学校評価のPRDCAサイクルを明確にする。(4)
 (3) 学校評価に客観性を持たせる。

 本校では、市内共通の評価項目についてアンケートを実施します。アンケートの対象は、児童(3年生以上)・保護者・教職員です。(1)そのアンケートの結果から成果と課題を確認し、次の目標設定をして課題の解決を図り、教育の質の向上を目指していきたいと考えています。
 つきましては、趣旨をご理解の上(2)、アンケートにご協力いただきますようお願いいたします。アンケートは、裏面に印刷してあります。
 各設問にお答えいただき、12月22日(火)までに、お子様を通じて提出してくださるようお願いいたします。
 なお、本調査結果は統計処理のみに使用し、個人が特定されたり、個人的な不利益や迷惑がかかることは一切ありませんので申し添えます。

※「12月22日(火)までに」部分の太字下線は原文ママ。
※それ以外の下線+番号は筆者注記。

パッと見て、文章を流し読みしてしまった方は、そのまま裏面のアンケートに進んだのだろう。残念ながら、私には流し読みできなかった。

まず最初にひっかかったのは、下線部分(1)「アンケートの対象は、児童(3年生以上)・保護者・教職員です。」の部分だった。うちの子供は1年生。3年生以上が対象だったら関係ないんじゃないの?と、思ってしまったのだ。ただ、これは誤読を招きやすい文章になっているだけで、間違いではない。このアンケートは保護者宛てであり、アンケート対象には保護者がちゃんと含まれている。有体に言えば、文章が下手なので間違って受け取ってしまったという話だ。

誤読を招きやすい文章であることがわかったため、慎重に読み直した。すると今度は下線部分(2)「趣旨をご理解の上」で目が留まった。当然のことだが、アンケートには趣旨がある。趣旨を理解し、協力の意思をもって回答すべきだ。それ自体は私も同意見。ではさっそく趣旨を理解しよう…としたところでこれが実にもって理解に苦しむ内容だったのである。

基本的な考えを見れば、下線部分(3)「児童生徒の変容を学校評価の基盤に据える。」とある。つまり、学校が何をしたかということから一歩踏み込み、その結果として児童生徒がどのように変わったか、きちんと成果が出ているのかを調べ、評価の基準にするということだろう。先生の独りよがりではなく成果を見て判断しようというのは、少なくとも個人的には好ましい姿勢だ。ただ、ここで「児童生徒の成長」としなかったのはなぜなのか? それが非常に気になった。「成長」という軸を押し付け、子供が伸びていく方向をひとつに決め付けるのはよくないということなのだろうか。そうだとしても、あまりに一般的ではない単語のような気がする。

一般的な単語で書いてもらいたいなーと思いつつ次の行を見て、今度は頭を抱えてしまった。下線部分(4)「学校評価のPRDCAサイクルを明確にする。」である。「PRDCAサイクル」を明確にする前に、「PRDCAサイクルとは何か」を明確にしてもらいたい。Plan(計画し)、Do(実行し)、Check(評価し)、Action(対策を行なう)というPDCAサイクルなら頻繁に耳にする。PRDCAは聞いたことがない。最近は企業統制の話題も多く業務改善などに関わる単語も普段から耳にする俺がわからないくらいなら、他の方もわからないのではないだろうか。こんな単語を説明もなく提示している時点で、趣旨を理解してもらおうとしているとはとうてい思えない。「趣旨をご理解の上」などと表面上では書いてあるが、本心ではどんなことをしているか知られたくないのだろう。後ろめたい人々の常套手段だ。

さて、小学校の、というよりこの文章を用意したであろう木更津市教育委員会の腹黒さばかりをののしっていても理解にはつながらない。せっかく、IT機器がふんだんに用意された家庭にいるのだから、わからない単語はすぐに調べるのだ。

と、意気込んで「PRDCAサイクル」について調べたものの、Yahoo!の検索結果もGoogleの検索結果もひどいものだった。いずれも、『学校評価「木更津システム」』に関する文書しか発見できなかったのだ。検索結果に出てきたのはkisarazu.lg.jp(木更津市)ドメインのページと、kisarazu.edu.jp(木更津市教育委員会)のページのみ(注1)。1枚だけ、PDFで公開された文書内に「(計画:Plan→調査:R e search→実施:Do→評価:Check→改善:Act)」という記述を発見したが、それ以外のページでは説明もなく「PRDCAサイクル」と使われている。オンラインに公開されている膨大な文書の中に同じものが発見できないような表記を説明なく使うのは、独りよがりと言って差し障りないのではないだろうか。少なくとも、理解を得る意思がないことは理解できた。

さて、趣旨を理解した上でアンケートに協力しろというのがこの文章の本旨だ。が、理解を拒絶するこの文章を見て、この取り組みに理解を示すなんてことは俺にはできない。そのままアンケートに回答したら「趣旨を理解せずにアンケートに協力した」ことになり、このプリントに反した行動を取ることになってしまう。あえてプリントの本旨を無視した行動を取るのもなんだかおかしな話なので、回答せずにここにこうしてメモを残した次第。

注1
「PRDCAサイクル」では木更津システムしかヒットしなかったので、「PRDCA」でも検索した。出てきたのは、Panasonic R & D Company of America。今のところ、PRDCAの検索結果はパナソニックと木更津市の寡占状態だ。

コンデジ、イチデジ

2009年12月 3日 21:12

「コンデジ」という表現を目にして、頭の中に「?」が舞い踊った。

「デジ」は、おそらく「デジタル」の省略形だろうと想像ができたが、「コン」がわからない。キツネか? ルールールールールー?

てな訳で、ちらり調べた訳だ。気になったらすぐにWeb検索やオンライン辞書を参照できるのが、BlackBerryの便利なところ。ぷちぷちぷちっと入力して検索すると、コンデジの正体はすぐに判明した。「コンパクトデジタルカメラ」だった。あちこちで使われている一般的な表現のようだ。一眼レフではなくコンパクトカメラ、なおかつフィルムカメラではなくデジタルカメラであることを明示し、なおかつ省略したいという欲求をすべて満たす表現ということなのだろう。

しかし、ここで疑問が。

今さら、デジタルカメラであることを明示する必要はあるのか?

ある属性を明示する必要があるのは、それがメインストリーム以外のものである場合だと、俺は思っている。たとえば、クルマを買ったときに「ハイブリッド車を買った」とわざわざ言う人はいても、「ガソリン車を買った」とわざわざ言う人には、まだ会ったことがない。単純にクルマと言えば、特に明示しない場合は(多数決的な意味で)一般的なガソリン車であるという共通認識があるからだろう。では、カメラはどうなのか? 2002年の段階で、日本国内のカメラ販売台数はデジタルカメラがフィルムカメラを上回っている。既に、カメラと言えば明示しない限りデジタルカメラであると言ってもいいのではないだろうか? 実際、ここ数年でフィルムカメラを買った人は周囲にほとんどいない。

ではなぜ、「コン」+「デジ」なのか?

そう悩んでいる俺は、実はひとつの落とし穴にはまった状態にあった。言葉はいきなり生まれるのではなく、生まれ変わり移り変わりゆくものだと自分で唱えながら、論理分解する段階では時系列に関する考察を忘れていたのだ。

コンデジは、「コン」パクトで「デジ」タルなカメラ、ではないのだ。

コンデジは、「コン」パクトな「デジ」カメなのだ。きっと。

もはや多くの日本人にとって、日々パチパチと撮影しているアレは、「カメラ」ではない。あれは「デジカメ」という単語で認識されるものなのだ。それらの中でコンパクトなやつ、ということで「コンデジ」なのだろう。俺にとっては気持ち悪い表現だが、おそらく多くの日本人にとっては肌になじんでいる表現なのだろう。

コンデジ…。日々の会話でも、「デジカメ」と言わず「カメラ」という表現を好んで使っている俺にとっては、もはや「カメラ」って表現さえ含まれていないのが気になって気になってしかたがない。「コンパクトでデジタルな…ナニなんだ!?」と。カメラであることがわからないから、冒頭の俺は「?」となってしまった訳で。

ちなみに、「コンデジ」は定着しているようだが、デジタル一眼レフカメラの省略形はまだ迷走中のようだ。「イチデジ」「眼デジ」「デジイチ」などいくつかの表現を見かけた。個人的には、「眼デジ」がもっともナンセンスだな。眼がひとつであることが大きな特徴なのに、その特徴たる数の方を省略してしまうなんて…。「一眼デジタル」が「眼デジ」なら、「二眼デジタル」も「眼デジ」になっちゃうじゃないかっ。

------------------------------------------------------------

その後調べてみたら、「二眼デジタル」はどこも発売したことがないらしい。まぁ、作る意味がないと言えばそうなのだけど。だから当然と言えば当然なのだけど。

となると。一眼レフカメラとコンパクトカメラの差は何だ? フィルムカメラの場合、コンパクトカメラは構造上二眼だった。ファインダーとフィルム上の撮像には視差が生じる。しかしほとんどのコンパクトデジタルカメラでは撮像そのものを液晶画面で見るため、構造としては一眼だ。双方ともに一眼なのであれば、「イチデジ」「デジイチ」では区別できない理屈になる。
※あえて言うなら、デジカメの中でもトイデジと呼ばれる分野には液晶画面を持たずファインダーのみで撮影するものもある。これは二眼と言えなくもないかもしれない。

では、現在のコンパクトカメラと一眼レフカメラの構造上の違いはどこに残っているのか。それは「レフ(反射鏡)」の有無ということになるだろう。この違いがわかるように省略するなら「イチデジ」ではなく「レフデジ」が正しいのかもしれない。語感としては落ち着かないけど。

事実上の最大の差はレンズ交換の可否ではないかと思うのだが、これは名前に反映されていないので困ったところだね。
(2009年12月4日追記)

訪問

2009年9月 9日 23:51

大辞泉によれば訪問とは、

[名](スル)人をたずねること。他人の家などをおとずれること。「友人宅を―する」「会社―」

とある。用例に従えば、訪問する人や場所をつけて単語化されることもある。例えば、教師が生徒の家庭を訪れることを「家庭訪問」と言う。教師が訪問するからと言って、「教師訪問」とは言わない。むしろ、生徒が教師を訪ねるときにこそ「教師訪問」と言うべきだと思う。

さて。

明日は長男の小学校で「教育長訪問」があるそうだ。生徒の代表が教育長を訪問し…、という訳ではない。教育長が、小学校を、訪問するのだ。そりゃ、教育長による学校訪問だろ…。学校を主体として表現したいなら、教育長来校だ。日本語がめちゃくちゃだ…と思ったが、どうやらネット上で検索してみる限り、教育長訪問とは一般的に使われている表現らしい。学校限定だが。

さらに長男のれんらくちょうには「けいかくほうもん」と書かれてあった。けいかくほうもん…おそらく計画訪問だろう。漢字はすぐわかった。しかし意味はわからない。計画的に訪問するのか、計画のために訪問するのか、はたまた計画が訪問するのか。いやもしかしたら「計算能力および画力向上のための学校訪問、略して計画訪問」みたいなことなのか。とにかく分からんが、計画訪問だ。こちらもネット上で検索してみると、学校限定ではあるが普通に使われている。あまりに普通に使われていて、説明さえ添えられていない。説明されていないので、結局わからない。

俺があまりに世間知らずなのか? とにかく計画訪問ってものが何なのか理解するまで、10分程度ネットの海をさまよう必要があった。結局わかったことは、教育委員会の人が研究のために学校で実際に行われている授業を見て、その後現場の教員たちと反省会などの情報交換を行なうのが計画訪問の内容らしいということ。ん? 計画なんて言葉はどこにも出てこない。何の計画なんだ? ということでさらに調べること10分。どうやら、教育委員会が計画して、つまり教育委員会が主体となって学校を訪問するのを「計画訪問」、逆に学校側の要請に応えて教育委員会が学校を訪問する場合を「要請訪問」という具合に分類しているようだ。つまりポイントは「計画」にあるのではなく、主体が教育委員会側にあるか、学校側にあるかという点にあったのだ。

推測するに、教育関係者の中では「学校訪問」だけでは範囲が広すぎるため、学校訪問をさらに細分化した表現が求められたのだろう。細分化された結果が「教育長による学校訪問 = 教育長訪問」であり、「教育委員会が計画して実施する学校訪問 = 計画訪問」なのだろう。ここまで調べれば、単語の背景もなんとなく想像ができる。

しかし、ポンと「計画訪問」と言われても、何のことやらさっぱりわからない。まして、れんらくちょうにただ一言「けいかくほうもん」と書かれても…。おそらく担任は、「明日は計画訪問があり帰宅時刻が普段より早くなる」ということを伝えたかったに違いない。それを端的に伝えるために選んだ単語が「計画訪問」だった訳だ。教師には一般用語として通用するようなので「計画訪問と書いてあれば、お昼で終わりだってわかるだろう」ってことだったのかもしれない。…が! 計画訪問なんて教育関係の資料にしか使われないような専門用語を一言ポンと書かれたところで、こっちは口をポカンと開けるばかりだ。

毎度、学校からのアウトプットには腹が立つ。なぜ、ほんの一言の説明を面倒くさがるのか。一言、「これはこういうことです」と説明を添えれば済む話なのに。説明が必要な単語なのかどうかさえ理解できていないんだ、という指摘もあるかもしれないが、そんなに浅い論点で話をしているのではない。コミュニケーションが職務上で大きなウェイトを占める教師という職業において、自分が道具として使うべき言葉を客観視できないようでは、職務怠慢としか思えない。そこまでを含めて、毎度腹がたつのだ。

すっちゃか?

2009年9月 8日 22:55

あるサイトで「すっちゃかめっちゃか」という表現を目にした。しっちゃかめっちゃかなら聞いたことがあるが、すっちゃかめっちゃかは初耳だ。いや、目にしたのだから初目か。

どの程度の普及具合なのかを考える指標として、Yahoo!で検索してみた。

すっちゃかめっちゃか で検索した結果 1~10件目 / 約2,280件 - 0.61秒
しっちゃかめっちゃか で検索した結果 1~10件目 / 約626,000件 - 0.22秒

思ったよりは、いた。が、2千件強。

マイノリティですよ、君。

息抜き

2009年8月20日 14:09

仕事で調べ物をしていて見かけた記事。

サーバー仮想化で息を抜き返す DAS

タイトルの意味がよくわからない。

大辞泉によれば、「息を抜く」とは「物事の途中でひと休みする。」という意味だ。

「動詞の連用形+返す」は、「その動作を初めからもう一度、または何度もしてみる。くりかえす。/相手からされたのと同じことを、こちらから相手に対してする。」とある。この場合は相手が書かれていないので前者の意味を採用して差し支えないのではないかと思う。

つまり、「サーバー仮想化の影響によりDASが再び一休みしている」ということになる。なんじゃそれ。素人のブログならともかく、仮にもニュースメディアの記事のタイトルとして、あり得ない意味のわからなさだ。ライターとしてITの知識がどーとか言う以前の、日本語を書けるかどうかというレベルの問題だ。編集者も、なぜそのまま載せてしまったのか。それとも、もしかして編集者がつけたタイトルなんだろうか。それもありそうだな…。

まぁ、ニュアンスはわかるんだけどさ。でもプロなら、金をもらって仕事をするなら、ニュアンスじゃダメなんだよ。八百屋で「ねぎください」って言って、ニュアンス的に近いものとして玉ねぎなんて買わされたら焼き鳥作れないだろ。ビデオ屋で「ターミネーター4を貸してください」って言ってるのにターミネーター3が出てきたら返金騒ぎだろ。パッケージに「中国産うなぎ」って書いたつもりが1文字忘れて「国産うなぎ」になってたら、詐欺になるだろ。

最後のはたとえが違うか。そうか。

------------------------------------------------------------

その後、記事タイトルは「サーバー仮想化で息を吹き返す DAS」に訂正されている。(2009年8月30日追記)

よく思いつくなぁ

2009年6月23日 13:51

日々届くスパムを見ていると、よくこんなの思いつくなってびっくりする。
その創造力を他に生かせばもっと容易に金を稼げるんじゃないだろうか(笑)

Subject: 【※ご確認下さい】免許の更新期間が迫っています。

■セーフティセックス免許更新のお知らせ

あなたのセーフティセックス免許の期限が2009年7月31日 までとなっております。
高額報酬契約を更新される場合は、下記URLよりオンライン講習の上、更新手続きを行ってください。

※契約更新は自動では行われません。
 【セックス免許更新URL】
 http://########/safety_school/

◎最寄りのユーザー
==================================================================
【速 報】高額報酬契約可能会員情報
2009/7/31 まで
 ・小島 沙弓様(♀) 32歳 (既婚) 報酬額:月/35万以上
 ・中西 典香様(♀) 28歳 (未婚) 報酬額:月/48万以上
 ・天妃 レン様(♀) 36歳 (既婚) 報酬額:月/200万以上

詳細は下記URLよりご確認頂けます。
 http://########/safety_school/
==================================================================

更新期間を過ぎますと貴方の高額報酬権、及びセーフティセックス能力は失効状態となり、今後のセックスは再講習を受けるまで不可となります。

締切期間が迫っておりますので、期限までにお越し頂けますようよろしくお願い申し上げます。

プールカードの謎

2009年6月 9日 21:32

長男の通う小学校から不思議な通知が来た。

平成21年6月9日
保護者各位
木更津第二小学校
校長 若林 勲
水泳学習について

こう題されたプリントだ。中身は水泳学習を行なうに当たり、注意すべき点などが記載されている。プールカードというものがあり、これを提出しない限り水泳学習に参加できないとも書かれている。

1.朝の健康観察
 水泳は、全身を使う運動です。水泳学習のある日は特にお子さんの健康観察を実施し、後日配布するプールカードに、朝の体の様子をお子さんとともに話し合いながら保護者が記入し、提出してください。「体調不良により見学の時のみ、プールカード裏面にその理由の記入と押印」をお願いします。お子さんが勝手に記入したり、押印したりしないよう注意してください。
 また、当日の水泳学習の参加においては、プールカードおよび連絡帳の文面での許可のみを対象とします。(保護者の方からの電話での許可では参加することはできません。)

上記下線、太字部分は実際のプリントでは反転表示となっており、プリントの中で最も強調されている。パターン別に整理すると、おそらくこういうことだ。

体調不良により見学 → プールカードに記入、押印
それ以外 → プールカードには記入、押印なし

しかし同じプリントの別の個所にこのような記述もあり、頭を悩ませる。

6.プールカードについて
 ・児童の体調管理のため、プールカードに×の項目が無く、記入漏れがない児童のみ水泳学習に参加できます。プールカードを提出できない場合は参加できません。毎日の健康チェックを確実にお願いします。

これによれば、プールカードの運用には次のような規則があることもわかる。

記入漏れがない → 水泳学習に参加できる
記入漏れがある → 水泳学習に参加できない

さらに、上述ふたつのルールを複合すると次のようになる。

体調不良により見学 → プールカードに記入、押印 → 体調不良のため水泳学習に参加できない
それ以外 → プールカードには記入、押印なし → 記入漏れがあり水泳学習に参加できない

さて。うちの長男はどのような条件の場合に水泳学習に参加させてもらえるのか。

五月晴れ

2009年5月19日 21:05

「五月晴れ」という表現がある。ご存知の通り、旧暦の5月、つまり現在の6月頃にたまに見られるからりと晴れ上がった日のことを指す。ちょうど梅雨時期にあたり、雨の降る日が続く時期であり、きれいな晴天は貴重だ。おそらくそうした喜びも込められた言葉だったのではないかと思う。
しかしこれを、新暦の5月の晴れに当てはめて用いる方が増えている。現在では「5月の晴れた日」という意味を併せて記載する辞書が存在時する程度にメジャーになった使われ方だ。しかし、新暦の5月に晴れの日は珍しくない。今日も明日も晴れているうちの、ごく当たり前な1日を指す言葉として使われてしまっては、「五月晴れ」という単語が本来持っていた情緒は見る影もない。

先日、長男が持って帰ったあるお便りにの冒頭に、新暦5月の晴れを指して「五月晴れ」という単語が使われていた。一般の方ではなく、教師が書いた文書でこうした用法を目にした俺は、違和感を禁じえなかった。学年全体に配布されるお便りなので、担任教諭が書いたものではない。しかしもっとも身近な学校の窓口はやはり担任教諭だ。という訳で、子供が持ち帰るれんらくちょうに「梅雨もまだ遠い今の時期に五月晴れはないと思う。市井の言葉の移り変わりは止められないものの、教育に携わる方には模範となる言葉の運用を期待したい」という旨の意見を書いた。
担任教諭は件のお便りを書いた学年主任に相談したようで、「五月晴れには5月の晴れの日という意味もあり、そちらの意味で書いたとのことでした」という返答が、その日のれんらくちょうに書かれていた。まったく答になっていない。「なぜ梅雨でもないのに五月晴れなんて表現を使ったのか」なんてことはまったく聞いてはいない。俺が問うたのは、教師としての言葉の運用に対する姿勢だ。一般人の中にさえ嫌悪感を覚える人がまだ多くいるような表現は避けていただきたいという期待だ。
まったく要領を得ない返答だったので、「先日の件についてこちらの意図が伝わらなかったようで残念です」と書き込んでおいた。ぐだぐだ説明するには、れんらくちょうは狭すぎる。かといって了解していないことについて納得したふりをするのは失礼だ。そして、「そんなことキイテネーヨ。馬鹿ジャネーノ?」はもっと失礼だ。俺としては最低限に抑えたつもりのメッセージだった。

翌日、長男が持って帰ったれんらくちょうには、その件に関する記述は何もなかった。理解できなきゃスルーが当然だろう、と思っていたら、担任教諭から電話がかかってきた。その日の長男の様子について少し話があったあと、れんらくちょうに書かれたことについて学年主任から話をさせてもらいたいと電話を代わられた。学年主任が言うには、顔を見て話をした方がいいと思うので、ぜひ一度学校へ来ていただけないかとのこと。校長も会いたがっているらしい。五月晴れ問題が次第に大きくなってきた。

そして、翌日。つまり今日。俺は呼び出しに応じて学校を訪ねた。長男入学からわずか1ヶ月半。早い呼び出しだ(笑) そこで担任教諭、学年主任、校長の歓迎を受け、五月晴れに関する見解を述べ合った。その後担任教諭、学年主任が授業に戻り、俺は校長とふたりで日本語から教育、育児についてまで意見を交換。ある程度言いたいことは言ってきた。後は向こうがそれを俺の意図どおりに咀嚼するかどうかだけど…しないだろうなぁ…。「高学年向けに『日本語の不思議』っていう授業をしてもらえませんか」とか言っていたもんなぁ…。

器用な人々

2009年4月24日 09:19

今いるマンガ喫茶に、面白い貼り紙。

Please be quiet in the shop, for the people who is sleeping and reading the book.
(眠りながらその本を読んでいる人のために、店内ではお静かに願います。)

なかなかすごい人がいる。確かに、そんな人を邪魔しちゃいかんという気がする。しかし、the bookはどの本のことなんだろうか。

コーヒー色

2009年4月14日 18:28

某サイトを見ていて目に止まった記述。

コーヒー色 (#C0FFEE)

思わず吹き出した(笑)

女性でも安心

2009年3月23日 23:28

近々予定されている大阪取材の帰りにでも使おうかと思って深夜バスを調べていたら、すっごいバスを見つけた。某都市間バスのらくらくシートの説明をご覧いただきたい。

> らくらくシート(A便・C便)
> 足元の前後間隔をエコノミーの約1.5倍長く取りました。
> 女性お一人でご利用の場合、隣席は必ず同姓です。

女性客に配慮するのはいいことだと思う。最近も、長距離バス内で現役裁判官が痴漢をはたらいたというニュースを耳にしたばかりだ。しかし、隣席を同姓にするってのは一体どうだろう。佐藤さんや鈴木さんならなんとかなるかもしれないが、たとえば綾小路さんとか九条之宮さんとかだったとしてもなんとかしてくれるんだろうか。一般的に経営努力と言われる範囲をはるかに超えていると思う。

プチプチバブル

2009年3月11日 14:35

ものすごい勢いで仕事を押しこまれている。

付き合いのある某社にものすごい勢いで仕事が舞い込んでおり、そのうちのかなりの割合が、俺が噛んでいるお客さん。必定、取材やライティングの依頼が俺に来るという訳。

IT系の導入事例取材だけで、3週間に5本の予定が入っている。しかもそのうち2本は名古屋、大阪。
取材すんのはいいけどさぁ…こんだけ取材続きでいつ書くのさ?(汗

営業との電話で「不況はどこ行っちゃったんでしょうね」とつぶやいたら、「俺たちのまわりだけ、プチプチバブルだ」と帰ってきた。ちっちゃそうな雰囲気といい、すぐにはじけそうな響きといい、なかなかナイスな表現だ(笑)

このアーカイブについて

このページには、2009年1月以降に書かれたブログ記事のうち気になる表現カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは気になる表現: 2008年です。

次のアーカイブは気になる表現: 2010年です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ブログ内検索